外為は「がいため」と読み、外国為替の略語です。テレビでよく「今日の外為市場は」とか言っていますね。あれは外国為替による市場のことを言っているのですが、そもそも外為市場というのはどこにあるのでしょう。それ以前に外国為替というのは何物なのでしょうか。
外為は皆さんも使う可能性があります。海外からものを買ったとき、それがオークションの場合はクレジットカードが使えないときがあります。その際、海外に代金を送るには外為を使います。日本の銀行に現金を持って行き、送金手続きを済ませると、相手は自分の国の銀行でそれを現金化できます。為替とはこのように、ある人がA地点で現金を別な形に換えて、別な人がB地点でそれをまた現金化するというのが本来の意味です。そしてA地点とB地点が別の国であるとき、これは外為となります。
外為というのは現金が存在しなくてもあり得ます。今はネット上で国際送金代行業というのがあり、これを使う場合、送金したい人とそれを受け取る人が両方ともその国際送金代行業社に口座を作ります。この代行業者は送金主から預かった電子マネーを相手の口座まで移してくれるのです。こうしたシステムは電子為替と言われます。為替にはかなりいろいろな形態があり、その意味も曖昧化して来ているのですが、国内の為替とは違って外為の場合、いつもあることが起きます。国を超えて資金が移動することによって通貨が換わるのです。
外為には必ず通貨の種類が換わるということがつきまとい、当然ながらその交換比率、カタカナ言葉を使うと交換レートが問題となって来ます。この交換レートは外為レート、外為相場、為替レートなどと呼ばれますが、常に動いています。米ドルを円にする場合、2007年3月現在は116円くらいですが、40年くらい前は360円でした。
外為 相場は各国家の金融政策の思惑に強く結びついています。1ドルは1970年まではずっと360円で、その後10年間で203円に、さらに10年で最近の金額とあまり変わらない126円まで下がったのは、国家間の思惑がはっきりあってのことです。ちなみに外為相場にはいろいろな通貨ペアごとのレートがありますが、単に外為相場と言ったらドル?円の交換レートを表します。これが下がって来ると円高、上がると円安となります。